第2章 夢で見た空
(なんでこんな時に…思い出してるんだ俺は。
とりあえず早いとこうちの隊服を持っていかせるか
あんな姿でうろつかれちゃあ
うちの野郎どもが騒ぐのも目に見えてる
部屋はあそこを与えるとして…
ハンジもあいつにつきっきりになれるほど暇じゃないからな
面倒みたがってたし
奴にまかせるのはいいとして
他に1人監視役をつける必要があるな)
「あ!リヴァイ団長!」
「…なんだ」
「馬小屋の掃除終わりました!」
「ああ、ご苦労」
(104期…か。
奴らならまぁ…適任かもな)
「エレン」
「はい?」
「お前らの中で一番面倒見のいい奴は誰だ?」
「えーと…面倒見がいいって言ったらアルミンか、クリスタかな?」
「そうか。クリスタ…やはりここは女の方がいいだろうな。
後で俺の部屋に来るように伝えとけ」
「?…了解です!」