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【進撃の巨人】私は蒼穹を舞う乙女だった

第2章 夢で見た空


「信じてくれるんですか?」


「まぁ、しばらくは見張りも兼ねてここに置いてやる
だが、1人でうろつくことはするな」


「わかりました…」


「それと、後で服を用意させる
ここで生活するのならその格好だと色々問題があるからな。着替えておけ」


「はい…ありがとうございます…」


少し、いたたまれない気持ちだけど
とりあえずの居場所ができただけよかったのかな



「じゃあ俺は仕事に戻る
その様子じゃあ寝てないんだろ
この部屋使っていいから、少し寝ろ」



「そうします…」



安心したせいか確かに急に眠気が…。


太陽はすでに空高く登っている
雲ひとつない真っ青な空
窓から気持ち良い風が吹いて

私の髪をゆらゆらと、揺らした




少し横になろう。


そう思って振り返ったら
すでに出て行ったと思っていたリヴァイが
まだそこに立ち尽くしていた



「…?リヴァイさん、どうかしました?」



今までの鋭い目つきとは違う
少し見開いたような
驚いた顔で私を見ている



「…?…あの…?」



私が戸惑ったような態度をすると
ハッとしたようにまた目つきを変えた


「いや、なんでもない」
そう言うと部屋を出て行ってしまった


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