• テキストサイズ

love songを奏でる日々【短編】

第3章 575



寝ようと思えば思うほど
眠れなくなる。

寝られないことを
熱帯夜のせいにして寝返りを打つ。

終業式の日から
1度も彼に会っていない。

会いたいと思うけど
会うための理由がない。

メールを送ることですら
とても勇気がいることで、
メールを送るのにも理由を探して
送るなんてことを続けた夏休み。

“メールしたいな、
でも、、、”

なんてことを毎晩考えてる。

メール作成画面を開き
言葉を書き込む。

書いては消して、
また書き込む。

そんなことを繰り返す。

“今日はなんて送ろう?”

なんて考えながら
もう一度寝返りを打つ。

/ 47ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp