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love songを奏でる日々【短編】

第9章 雨唄



始めてみたあいつの笑顔は、なぜか私に衝撃を与えた。


あの日から私はおかしくなった。


そんなありきたりな展開ってないでしょっと自分に言い聞かせるが、どうもあるみたいだ。


今日も雨が降る。


憂鬱な雨。
憂鬱な雨だった。


あの日から、少しだけ雨が好きになれた気がする。

雨音も好きになれた。
雨音を聞きながらあの日を思い出す。


それだけで梅雨もいいかなって想えるから。


fin.



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