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魔王様の策略

第1章 手をとったときにはきっと決まっていたのでしょう。


「いやいやいや。無理だって。幸村君も、素人が手伝いなんて行ったら迷惑だよね?」
 彼に同意を求めると、素晴らしい笑顔を向けてくれた。普通の子なら卒倒ものだろう。天使のような笑顔だ。てか、男なのか?美人過ぎるだろう。知らなければ女の子に間違われることも・・・
「ないよ」
「え?」
「俺が女に間違われるなんてあるはずないだろ?」
 口に出したわけではないはず。が、それが伝わっている?
「うん。読心術って便利だよね」
 再びニッコリ笑う。怖い。
「ごめんなさい」
「わかればいいんだよ」
 そういった幸村君からは、さっきの怖いオーラは無くなった。一安心。
「私たちとの対応の差を感じるわ」
 ボソリと友人が呟いていたが何を言っているのかわからない。
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