• テキストサイズ

Ib×黒バス

第17章 閉ざされた道



どうやら階段だったらしく、二人は一緒にあがっていると窓から人が歩いているのに気がついた。


ひっと声をあげたともに急いで階段を上ると、最後の階段では上から赤い玉が落ちてきていた。


そのままその玉は壁へとぶつかり、ぐしゃっとともにつぶれてしまった。


恐る恐る階段を登りきると、目の前にあったのは『ピエロ』。


この『ピエロ』の鼻が落ちて来たのだとすぐに解釈したのであった。


ドアが見える。


そう思って廊下を渡りきろうとした瞬間に右側の壁から文字が現れていた




“イヴ きみに

 たのしんで ほしいから

 おとなのいない

 たのしいせかいへ

 いっしょに いこうよ

 おともだちも いっしょだよ”



それにあまり気を取られないようにしながらイヴは奥にあったドアを開けると、そこにあったのは黄色の額縁に緑色で背後が塗られ、黒色で目を閉じた画が壁にはってあり、向こうへと行くには、どうやらこの大きな溝をどうにかしていかなければならなかった




「・・・征君、大丈夫かな・・・」


メ「大丈夫だと思うよ?」




メアリーが怪しそうな笑みを浮かべながら話しているなど、その時のイヴは気づけずにいたのだった。







/ 132ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp