• テキストサイズ

Ib×黒バス

第17章 閉ざされた道



部屋の中はあの首なし人形が入口のそばに一体。


奥に3体。


後は段ボールなどが置いてあった。


手分けして探すことにしたのだが、壊すことができそうな道具が見つかることができずにいたのだ。


そんな中、メアリーが見つけたものは・・・





メ「パレットナイフがあったよ!

  これで あのツル 削れないかな!?」


「たぶん無理だよ」


メ「そうだよね・・・

  やっぱり だめかぁ・・・

  でも一応 これ

  持っていこうかな・・・

  念のため ね・・・」



メアリーの言葉にイヴは寒気を感じた。


置いてもらうよう説得しようとしたのだが、いきなり部屋の電気が消えてしまったのだ。



「きゃっ!?」



その場にしゃがみ込むと、いつの間にか部屋の電気はついていた。


あたりを見回すと、入口に立っていたあの首なし人形は今度は塞ぐようにして立っていたのだ



「これじゃあ征君のとこ・・・

 帰れない・・・」


メ「一回押してみよ!」




そういって二人で動かしてみるのだが、一向に動く気配を見せなかったのだ。


やはり身体が小さい二人にとっては難しかったのだ。


メアリーの提案により、奥の部屋から合流することができるかも知れないということにイヴは頷き返すと、もうひとつのドアから出ることにしたのだ。





.
/ 132ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp