第6章 謎解き
廊下を渡るために一応真ん中を渡ると今度は反対側から黒い手が出て来た。
走ってそれをよけると、後は通ってない右側の部屋へと向かうと唇がその壁にあったのだった。
「はら へった くいもの よこせ
その くいもの よこせ」
手に持っていたリンゴはいつの間にか取られていて、その唇の中へと入って行ったのだった。
がりがりとそのリンゴを食べる音が生々しく聞こえて来た。
「うまい これ
おまえ きにいった こことおす
おれの くちのなか くぐっていけ」
そう言って、唇は大きく開かれ、イヴが入れる大きさまでになると、素直に彼女は口の中へと入って行ったのだった。
目の前に広がるのはギロチンの画。
少しずつ上に上げられているそのギロチンの画を横目に歩いているとかちっと音とともに上から本物のギロチンが落ちて来たのだ
「きゃっ!」
思わず後ろへ退けると、どんっと重たい音とともにそのギロチンは床に突き刺さっていたのだ。
思わずごくりと息を飲んだ。
このまま先へ進んでいまっていたら・・・いやな考えをしてしまった。
頭を振りかぶるとまた上にあがって行ったギロチンを避けながら階段を下りて行った。
今度は赤く染まる部屋。
ふと前を見ると誰かが走っていく姿が見えた、追いかけようとしたもののもうすでにその姿はなくなっていたのだった。
(誰でもいいから、人間と会いたい)
そして目の前には赤色のドア。
部屋を通るとそこにあったものは2階にあった作品だった。
後書き
→こ、今回もまた名前変換なし・・・
明後日には!!
赤司が登場するかと;;
ほんと申し訳ありませんorz
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