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Ib×黒バス

第34章 さしのばされた手





そうしてたどり着いた場所が美術館の玄関。



二人は2階の方へと登っていき、あの大きな絵のある部屋へと向かったのであった。








『絵空事の世界』


一度入ると もう戻れない


ここでの時間も 全て失う


それでも あなたは 飛び込むの?





その画には元の美術館が描かれていたのだ。



もしかするとこの画に飛び込めば元の場所へと戻ることができるかもしれない。



そう思っていたのだが飛び込むにはどうすれば・・・





「征君! 額縁が消えたよ!」



赤「今なら行けるかもな」





赤司はそれだけ言うと絵の中へと飛び込んで行った。



ちゃんと絵の中に入れたことを確認するとイヴの方へと視線を向けた





赤「ほら、イヴもはやくおいで」





手をさしのばす彼にイヴも手を伸ばそうとした。



しかし、ある声が聞こえてきて彼女はその手をひっこめた











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