第33章 ハンカチ
赤「イヴ?」
「征君、バスケやってるんでしょ?
怪我が悪化したら大変だから、ね?」
無理やりにでもこのままでいさせようとするイヴに赤司は苦笑を浮かべると感謝の言葉を伝えていた。
首を横に振る彼女を見て、赤司は帰ろうかと声をかけた。
部屋を後にし、そのまままっすぐ下に降りて行った。
ピンクのカギを使って部屋の中に入るとそこにあったのは階段。
赤「暗いな・・・
イヴ、足元には気をつけろよ?
なんならもう一回するか?」
「い、いい///!」
赤司はまたイヴにお姫様抱っこをしようと試みたのだが、顔を真っ赤にして歩いて行く彼女を見て赤司は満足そうな笑みを浮かべた。
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