【ONE PIECE/男主】 エースの兄は "海軍" です
第2章 *再会*
貴方side
目の前には、驚いた表情をするダダン達。
そりゃ、驚くか。
こんな夜遅くに、行きなり部屋に入られたら。
座っているダダン達を、俺は鋭いめつきで睨んでいるだろう……きっと。
エースがきいてたら、アイツの心の傷はもっと深くなってしまう。
お願いだ、ダダン。
2度と、アイツの前では "鬼の子" なんて言わないでくれ。
そう、ダダンの耳元で呟くと
奥の部屋のドアが勢いよくあいて、俺と同じ癖ッ毛のある髪のやつが、俺めがけて一直線に走ってきていた。
「……兄貴ッ!!!!」
ダダンの頭を乗り越えて、ギュッと首に巻き付いてくるたくましいけど、まだまだ小さな腕。
『……エース、久しぶりだな』
首に巻き付いているエースを、強く抱き締める。
前にあったときよりも、また身長伸びてるよ。
俺も、そろそろぬかれるかな……。
「兄貴ッ!!……会いたかったッ」
嗚咽とともに聞こえてくる、今にも消えそうなか細い声。
そんなエースの背中を、やさしくさすってあげる。
『俺も、会いたかったよ。
ダダン、今日から1年間俺もよろしくな‼』
「はぁぁぁぁぁッ!!!!? 」
ダダンに向かって微笑む。
今日から1年間、俺もここでエース達と一緒に修行だ。
よろしくね、ダダン。
っと言えば、ガクッと肩を落とし何かをブツブツと呟きだした。