第31章 絆の時間
殺せんせー「残念ですが、今 それを話した所で無意味です。先生が地球を
爆破すれば、皆さんが何を知ろうが全て塵になりますからねぇ。」
全員「「「「…!!」」」」
殺せんせーは不適に笑った。
殺せんせー「逆に、もし君達が地球を救えば…君達は後でいくらでも真実を
知る機会を得る。…もうわかるでしょう?知りたいなら行動はひとつ__」
…ああ、やっぱりこの先生は
殺せんせー「殺してみなさい。暗殺者と暗殺対象、それが先生と君達を
結び付けた絆のはずです。」
自分達の力で、答えを見つけさせるんだな。
殺せんせー「先生の中の大事な答えを探すなら…君達は暗殺で聞くしか
ないのです。質問が無ければ今日はここまで、また明日!」
そう言って教室を殺せんせーが去ろうとしたとき、
また恥ずかしがっていた。
…俺らは、中学生兼殺し屋だ。手探りで、真実を見つけてみせる。