第31章 絆の時間
すると、殺せんせーは立ち上がり
殺せんせー「………仕方ない。真実を話さなくてはなりませんねぇ。
…実は、実は先生…」
また、皆が固唾をのむ…
殺せんせー「実は先生…人工的に造り出された生物なんです!!」
クワッと効果音が付きそうなくらいの勢いでそう言った。
全員「「「……だよね、で?」」」」
殺せんせー「にゅやッ反応薄っ!!これ結構衝撃告白じゃないですか!?」
いや、だってなぁ…
岡島「…つってもなぁ、自然界にマッハ20のタコとかいないだろ。」
原「宇宙人でもないのなら、そん位しか考えられない。」
片岡「で あのイトナ君は弟だと言ってたから…」
磯貝「先生の後に造られたと想像がつく。」
殺せんせー(察しが良すぎる!!おそろしい子達です!!)
殺せんせーは、あの伝説の少女漫画のガ〇スの仮面のような
白目をしていた。
光「…俺らが知りてぇのは、そこじゃねーんだよ。」
渚「そうだよ 知りたいのはその先だよ、殺せんせー。どうしてさっき
怒ったの?イトナ君の触手を見て。殺せんせーはどういう理由で生まれて
きて…何を思ってE組に来たの?」
教室に沈黙のときが流れる…。
ただ、雨の降る音だけが響いていた。