第31章 絆の時間
そしてまだぐずぐずと殺せんせーは話し出す。
殺せんせー「つかみ所のない天然キャラで売ってたのに、ああも真面目な顔を
見せては キャラが崩れる。」
木村「……自分のキャラを計算してんのが腹立つな。」
光「右に同じ。」
そして静かに二人でグッと親指を上げる。
杉野「お前ら何やってんだよ。」
杉野のツッコミがすかさず入る。
さすがだ!
イリーナ「…でも驚いたわ。あのイトナって子、まさか触手を出すなんてね」
E組教師の二人が並んでいる。なんか絵になる…。
と、言うことは置いといて。
木村「…ねぇ殺せんせー、説明してよ。」
岡島「あの二人との関係を。」
どことなく真剣な表情をする皆。
俺も同じだ。
速水「先生の正体、いつも適当にはぐらかされてたけど…」
杉野「あんなの見たら聞かずにはいられないぜ。」
光「…殺せんせー、答えてくれよ。」
片岡「そうだよ、私達 生徒だよ?先生の事、よく知る権利あるでしょ。」
皆が皆、殺せんせーに問い掛ける。
知りたいんだよ…俺達は、まだ先生の事 全然知らねぇんだから。