第31章 絆の時間
殺せんせー「待ちなさい!担任として、その生徒は放っておけません。一度
E組に入ったからには卒業するまで面倒を見ます。…それにシロさん、あなた
にも聞きたい事が山ほどある。」
珍しく、先生は真剣な表情だった。
シロ「いやだね、帰るよ。力ずくで止めてみるかい?」
と、シロはいかにも挑発したように言った。
なんでシロはこんなにも自信たっぷりなんだ?
今日だって負けたくせに。
そして、殺せんせーは触手を伸ばし、シロの肩に触れた。
すると次の瞬間、殺せんせーの触手がドロッと溶けたのだ。
シロ「対先生用繊維。君は一本も私に触手一本 触れられない。」
シロは肩を払いながら言った。
シロ「心配せずとも またすぐに復学させるよ、殺せんせー。3月まで時間は
無いからね。責任もって私が…家庭教師を務めた上でね。」
そう言って、イトナが最初に開けた穴から出て行った。
…こんなシリアスな場面で言うことじゃ無ぇけどさ、
なんでシロもイトナもちゃんとした入口使わねぇんだよ!!