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ただの仕立て屋な私は紅覇君に誘拐されました

第9章 ヤキモチ


最近シェリーが遊んでくれない。


「あっ、シェリー~~!」

「紅覇くん?どうしたんですか?」

「あっそぼ~うよぉ~!!」

「ああ、ごめんなさい。今から紅明様の部屋へ行くので…」




「シェリー~!」

「紅覇くん、何ですか?」

「庭行こぅ~~?」

「ごめんなさいね、今日は紅玉と夏黄文さんと出掛けるので…」




「シェリー!」

「ごめんなさい、今日は____」





「……。」

ぷくぅ~~っ

紅覇は頬を膨らませて悩んでいた。

どうしてシェリーは僕以外の人を優先するのかなぁ?

此所に連れてきたのは僕なんだけどなぁ…



キィィ…

「…、あれ?紅覇くん」

「あ、シェリー」

シェリーの部屋で待機してたら、シェリーが帰ってきた。

「用事はもうすんだの?」

「え……、あ、はい」

シェリーは少し、ぎこちない様子で近くのベッドに腰掛けた。



「……ねえ、シェリー?」

「何です?」

「今日はもう、これといった用事はないのかな」

シェリーは少し考え込むような仕草をして、「はい」と答えた。


「そう……。じゃあ今日は、僕と遊ぼっか」




ドサッ
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