第8章 究極の選択
「……。」
ぐるぐると、思考を一層早く回転させていた。
頭の中に過るのは、此所で過ごした楽しかった日々。
町の皆の笑顔。
以前の私なら、即答で選択できたはずなのに。
故郷に帰る、と望んでいたはずなのに。
何故か、一向に応えが出せないでいた。
「紅炎様は、どう思いますか…?」
挙げ句の果てには、何を血迷ったか、紅炎様に質問し返す始末。
本当に、自分が情けなくて仕方ない。
「……ごめんなさい、やっぱり今の無しで___」
「___と思うぞ」
「…へ?」
「俺は良いと思うぞ、此所に居て」
さっきの鋭い目つきからは打って変わって、優しい目で見つめられる。
「…そ、そうですか…//」
見つめられて、少し戸惑いながらも、そう答えた。
「…?顔が少し赤いようだが……熱でもあるのか?」
不思議そうな顔をして、顔を近づけてくる紅炎様。
そして、何時の間にか顔に手を添えられて覗き込まれるような体勢になっていた。
「へ、あっ……!?///」
自然と顔が熱くなり、自分でも笑ってしまうような、情けない声が出た。
……………
なんか紅炎さんとフラグ立っちゃいましたね(´・∀・`)
H/K
ずっと更新できていなくてごめんなさい。