第4章 皇帝国の方々
ちょっとした出来心で。
「…やっぱり、な」
ジュダルさんは少しだけ驚いた素振りをみせたが、やがてそれは不気味な笑みと変わった。
気持ち悪いなぁ。
「…なんのつもりか、と聞いているんです」
掴んでいる手の力を強くし、軽く睨んだ。
「おーこえーこえー。てか痛ぇよ!いい加減離せっ!」
「私が話すことはございませんよ?」
「そっちの離すじゃねえよ!」
おお、ナイスツッコミ。
ぱっと手を離すと、ジュダルはあーいてーとほざきながら手をさすっていた。
「それで。どうしてこんな真似しやがったんですか?」
「おい、敬語とタメが混ざってんぞ…」
もうツッコミはいいわ←
「…はぁ…まあいいか。」
「俺はな、お前を試したんだよ。」
「は?なんのためにです?」
どうして試したのかが抜けてるぞこのハゲ。
「いや、ハゲてねえわ!」
「…読心術…だと…!?」
「思いっきり口に出してたよ!」
まじかよ。
わざわざツッコミをありがとう。←
「お前といるとまじ調子狂うわ…」
「それはどうも。」
「褒めてねえから!」
こんな感じで、暫くジュダルさんと遊んでいた。←