第7章 銀蛇鳥姫物語 第7話
藍染の言葉と共に今にも押しつぶされそうな程の霊圧に、体が襲われた。
東「…っは!申し訳ございません…ッ」
市「おォ…怖い、怖い…」
藍「ギン…君がそう言うならいいだろう。その子を同胞として、虚夜宮に招こうじゃないか…調べたい事もあるしね」
市「すんません…ありがとうございます…じゃあ、ボクはこの子連れて先に帰りますわ。ええですよね?」
気を失った姫雫をヒョイと抱き抱えた。俗に言う“お姫様抱っこ”。
藍「あぁ、構わないよ」
そう言うと市丸は二人にお辞儀をして背を向けて瞬歩で姫雫と共に音もなくその場を去った。
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