第6章 定期的な恐怖
泉『それで、なにがあったの?』
来夏『まず、大輝に告白されてキスされた』
泉『え…あいつってゲイなの?』
来夏『違うでしょ、巨乳好きのあいつに限ってそれはないと思いたい。それでもう一つは、また修造』
泉『虹村先輩もそれだけ心配してるんだよ』
来夏『あいつにもう心配されたくない。まさか帝光にいるなんて思ってなかったから…お互いの古傷をまたえぐり返す....』
お互い…うちだけが傷ついてるんじゃないんだよ、多分修造も傷ついてる。もしかしたらうち以上かもしれない…
泉『虹村先輩に関しては本当になにも助言はできないかな? ただ、今も昔も純粋に来夏の事が好きなんじゃないのかな? 届かない恋愛ってあるじゃん? うちも先輩の気持ちわかるよ』
来夏『え?』
泉『レズでもなんでもないのに…どんどん来夏のことが本当に好きになっていく…女ってわかっててもこの関係が虚しくてもそれでも好きなの…』
こんなにも…こんなにもうちのことを好きでいてくれたんだ…
来夏『泉、ありがとう』チュッ