• テキストサイズ

【ハイキュー!!】行け!烏野高校排球部

第3章 一つ合宿所の屋根の下


澤「何だよこれッ!誰だよ早く電気つけてくれぇッ!!」
西「早く早く早くッ!!!誰でも良いから早くッ!!!」
田「ヤバい怖えええよおおおおおおおおおお!!」
日「わあああああああッ!!わああああああああッ!!もうやだ何なんだよおおおおおおおおおおッ!!」
山「ツ゛ッギいいいいいいいるよね?!そこにいるよね!?」
月「山口うるさい」

影「(白目)」
私「(菩薩顔)」
菅「い、今電気付けるから落ち着けみんな!!」





─────────パチッ





「つ、ついた…良かったぁ~…」

日向はそう言うと、安心したのかグッタリとその場に寝転ぶ。みんな肩の力が抜けていて、大きく息を吐いている。


「おい~!瀬戸~!いくら何でも本格的過ぎるぞ~!俺マジ失神するかと思ったぞ!」

「えっ、ち、違いますっ、私じゃないですっ!」

田中先輩の言葉を全力で否定する。私も本気で怖くて神に祈りを捧げてしまったくらいだ。

「え、え!?じゃ、じゃあ大地さんスか!?」

「俺も違うぞ!確かに電気から近いが、話に聞き入ってたし、第一初めて聞く話だぞ?そんなタイミング良く電気消せるかよ!」

「俺も大地じゃないと思うぞ。大地立ってなかったし」


主将とスガ先輩も完全否定を申し立てる。私もその意見に賛成だ。と、いうか……








「話の最中、誰も、立って、ないです、よね……?」








私が答えを求めない問いを呟いた瞬間、場の空気が一気に凍り付いた。みんなの動きがピタリと止まり、時間が静止したように感じる。影山さんは血の気の引いた声で、私と同様答えを求めない問いを零す。






「え、じゃ、じゃあ、一体誰なんだよ…」

/ 440ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp