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【ハイキュー!!】行け!烏野高校排球部

第3章 一つ合宿所の屋根の下


「へっ?どういうことだ?何で俺らが…」

「そ、その…初めて、来た時から、気さくに接して下さって…。私、愛想も悪いし、しかも口下手で。役に立てる事も少ないのに…私のこと仲間って言ってもらって…」


瀬戸のは慌てて先を続ける。緊張しているのか、声が震えているのが分かる。今瀬戸の言葉の先を遮る事はしてはいけないと察知し、口を噤んだ。



「ホントに、貰ってばっかりで…どうしようもない私を、仲間だって言ってくれて本当に、嬉しいんです。それだけで、十分なんです」



顔を上げた瀬戸は、目元は僅かに潤んでいるが、表情が穏やかになっていて、ふっと安心する。 ホントは少し笑顔を期待していたが、そんな簡単に見られるもんじゃないって分かっている。

でも、瀬戸の思ってること、考えてること、少しだけでも知れて良かった。まだまだこれからだ青春は!!!










「やっぱジュース奢らせろ瀬戸!!!」

「えっ!えーじゃあ、午後の紅茶で…」

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