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【ハイキュー!!】行け!烏野高校排球部

第3章 一つ合宿所の屋根の下


驚いて潔子先輩の顔を見ると、華やかな笑顔が浮かんでいた。
「何かあっても、伊鶴ちゃんなら何とか出来るし、この部のみんなも協力してくれるよ。それに、みんな伊鶴ちゃんのこと好きだし、不安になる必要ないよ」
「え、みん、す、好き・・・・!?」
「うん。みんな好きだと思うよ・・・・って、あ!へ、変な意味で言ったんじゃなくて、仲間としてっていうか・・・!」
「あ、あ、そ、そういう意味でですね!はい!」

お互いに顔が赤くなってしまい、再度短い沈黙が起こる。何変な勘違いしちゃったんだ私・・・恥ずかし過ぎる。
「でも、みんなの中にいるかも。異性として伊鶴ちゃんのこと好きな人」
「え、えぇっ!!そんなわけないですよ!!」
「今はなくても、これから絶対出てくるよ!伊鶴ちゃん可愛いもの!」
「~~~~~~~~ッ!」
「あ、伊鶴ちゃんたら顔真っ赤になってる」
「さっき潔子先輩もなってたじゃないですか!」
「ふふっ」


潔子先輩は悪戯っぽい笑みを浮かべる。あーもうまたそんなところも大好きです。潔子先輩は合宿所の扉に手をかけ、柔らかな笑顔を浮かべて手を振ってくれる。
「じゃあ、また明日ね」
「はい!また明日!」
潔子先輩の姿が見えなくなるまで見送った。

















さあ、男子だらけの合宿所と化しちまったべ。やっぱり寂しいです潔子先輩。



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