第3章 一つ合宿所の屋根の下
縁「そっかー男子が苦手だったのか。てっきり人と関わるのが苦手なのかと思ってたなー。まあ、確かにそうだよね。清水先輩とは笑顔で話してたもんね」
澤「ああ!確かに!でもアイツも男子に笑ったりしないのか?」
日「瀬戸が男子に笑うの見たこと、ないこともない?かな?この前笑ってくれた、ような…?」
菅「あ、俺も!」
日、菅以外「「「 「 !!?? 」」」」
菅「あーでも笑ったって断言は出来ないなー。笑うっていうよりちょっと口角が上がってたっていう感じ、かな?」
日「俺もそんな感じです!でも中学の時も女子とは凄く仲良かったし明るかったですよ!」
影「でも男子には心を開きにくいし、笑顔を見せない…」
東「ってことは……
瀬戸こと笑顔に出来る男子ってすげぇってことだよな」
東以外「「「「 …… 」」」」
東「……えっ?もしかして俺変なこと、」
西「俺ちょっとお笑い芸人になってくる」
田「ノヤさん、よければ俺とコンビ組まないか?」
菅「ちょ何言ってんだお前ら落ち着けッ!!」
日「俺今から一発芸披露しに行ってくる」
影「日向抜け駆けかボゲェ!!」
澤「俺笑いの神になって帰って来る……」
菅「大地どこ行くんだッッ!!」
縁「何ていうか……」
月「完全にちゃらんぽらんですね、あの人達…」
山「ホントだね…」