• テキストサイズ

女子高生と恋と。

第3章 2.




横尾「このくらいは言えるよ!(笑)」

嬉しそうに笑うキスマイのみんなは、テレビで見たまんまだった。



二階堂「それで、サキちゃんは何であそこで泣いてたの?」

ズキッと音がした気がする。

そうだ、私がここに来た理由。




サキ「えっと…、みなさんにとっては、すごくしょうもない事かもしれないんですけど…。」


横尾「そんなわけないでしょ!ゆっくりでいいから話してみて?」



サキ「はい…。
えっと、私には2年付き合ってた彼氏がいて…。
でもその彼氏が今日、急に他の女の子を…連れてきたんです。
私と正反対の子で…。
私とは一緒に大人にはなれないって言われちゃって(笑)」



思い出すと、涙がにじむ。



サキ「ただの高校生の恋愛なんですけど、やっぱりこたえるっていうか。
本当に大好きだった分、ショックで…。
それで、近くにあったテレビ局のトイレにこもってたんです。」



そこで、宮田くんが見つけてくれて…。



/ 21ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp