第3章 第二夜〜再開〜
館に入ると、彼は、
「そこで少し待っていなさい。じきに、ロイスが来るはずだよ。」
そう言って、彼は、階段を上がり、ある部屋へと消えていった。
すると、
「貴女が、アイルハートさんですね。私は、ロイス。この館で、執事長をつとめております。以後、お見知りおきを。」
「はい。ルカ・アイルハートと申します。よろしくお願いいたします。」
少し、ロイスさんと話をした後、彼に挨拶をすることとなった。
「では、トーマ様のお部屋にご案内します。」
そう言うと、ロイスさんは、長い階段を登っていく。
「こちらです。」
そう言われ、私は、
「はい。」
と答え、ドアをノックした。