第4章 秘密
夢主side
中2の秋の大会。
私と麻希はレギュラーのまま、試合があった。
大きな大会だった。
けど、惜しくも決勝戦で負けて敗退してしまった。
その日の部室で、同じチームメイトの子が
友1「なんで後一歩で負けるのっ!!!」
友2「試合にも出れないのに、ほんっと腹ただしい!」
そんな事を口々と言う中、一人が口を開いた。
友3「遥音がしっかりしないから…!」
すると皆の視線は私に集まり
次々と便乗する。
友1「そーよ。何で負けるの?勝てる試合だったでしょ?」
友2「2年でレギュラー取れるからって偉そうに。」
友3「あんまりチョーシ乗らないでくれる?」
それが悔しく、部室を早々と出ていった。
後から麻希が付いてきて、
麻「大丈夫?ごめんね。私なんもできなくて…」
『私こそごめん。麻希は悪くないよ。』
そう言って2人で歩いた。沈黙が続いたまま。
その次の日。
この日から地獄の日々となる。
友「あんたがモップかけなさいよ!」
と、押し付けられたり、
自主練習をしてると
友「は?何カッコつけてんの?(笑)
とっととあがれよ、迷惑なんだよ。」
と、ボールを投げつけられたりした。
次第に虐めはヒートアップしていき、
遂には暴力までになっていった。