第4章 秘密
西谷side
俺は遥音を公園に連れてきた。
少し階段を登った所にあり、
公園自体高い場所にあった。
よく小さい頃遊んだ公園だった。
広さはそこそこ広くて、
遊具もたくさんある場所だった。
特に真ん中にある、大きな芝生の山が
俺のお気に入りの場所だ。
しばらくこの公園には来てなかったけど、
全く変わってない。
西「ついてこい!」
そう言って遥音の腕を掴み、
芝生の山へと誘導した。
この時はまだここが思い出の場所になるなんて
思いもしなかった。
西「俺のお気に入りの場所。」
『へぇー。眺め、いいですね。』
西「だろ!向こうの街の眺めも最高だけど、
星も凄いだろ?」
遥音は、わぁ~!なんて感動してるみたいだ。
西「しばらくここでゆっくりしていかね?」
『はい!全然構いません!』
そう言って俺らは親に連絡を入れて、
芝生の上に座って色んな事を話した。
…そして、本題に入る。