第3章 エース
夢主side
その日の部活。
私は初めて西谷先輩のプレーを見た。
リベロらしいんだけど、
とにかくプレーが静か。
普段はあんなにうるさいのにな…
西「…今失礼な事考えてるだろ。」
思わず図星をつかれて、驚いた。
『…別に、プレーは静かだと思っただけです!』
西「"は"ってなんだよ!」
休憩時間中、そんな会話をしてると
周りの皆がよって来て
日「遥音先輩っ!!いつの間にノヤっさんと…」
影「……ムスッ」
菅・旭「青春だね~(´∀`*)」
なんて事を言う。
すると西谷先輩は
西「何言ってんだよ?俺ら昨日会ったばかりだぜ?」
・・・・・!!!!!!!!!?
田「まじかノヤっさん!?」
月「西谷さんのコミュ力も凄いですね。」
澤「さすがだな、西谷!」
なんて、皆で笑いあってると
顧問の武田先生が来た。
武「紹介します!今日からコーチをお願いする烏養君です」
皆驚いてる。そりゃあそうだよね。
澤「コっ、コーチ!?本当に!?ですか!?」
田「えっ、でも坂の下の兄ちゃんだよな?」
武「彼は君達の先輩で、あの烏養監督のお孫さんです!」
え?