ハン×ハン《 刻まれる時の中の...》~恋愛物語~
第5章 メンチ×ト×リョウリ
ブ「ん~お腹いっぱい~♪」
メ「は~い。私もお腹いっぱ~い。てなわけで、しゅーりょー!!!」
?「嘘だろ?」
?「合格者、一人?」
私がギリギリ合格させてもらったあと、クラピカも含め、何人かがこの料理に挑戦したけど、皆初めてのことだから全然形になっていなかった
ク「料理がこんなに奥深いとは...(ズーン)」
「初めてだししょうがないよ(汗)...他の人よりはいい線いってるし♪」
ク「く...だが、審査委員会はこんな結果を認めるのだろうか...?」
『ブロロロロロロロロロロ』
頭上でプロペラが回るような音がする
『ドーーーーーーーンッッ』
見上げた途端、何かが地上に降りてきた
ト「なんだよ!」
砂煙が巻き起こり、おさまったときそこにいたのは...
?「誰だ?あの爺さん...?」
そこに降り立った老人に、念を知るものが感じる緊張感を感じ取った
(この人...強い...!!)
ヒソカと同じ...いや、それ以上かもしれない
年老いた体に対し、年は全く老いを感じさせない
若い頃なら、誰も敵わなかったのだろう...
...メンチさんの説明で、この人がハンター協会の会長、ネテロ会長だということを知った
ネテロ会長に問われ、メンチさんは自分の試験管としての資格がないことを伝えた
美食ハンターとして【食】に、試験管として【自分】に厳しい人だ
(凄いな...)
いつか私も、こんなハンターになれるのかな...?
そう思った私の心臓は、期待を乗せて時を刻んでいた