ハン×ハン《 刻まれる時の中の...》~恋愛物語~
第4章 ココロ×ト×ココロ
キ「とーちゃくっ!!!」
「あ、キルアはやーい♪」
ト「...」
ゴンに劣らず、キルアだって身体能力は良い
キ「じゃ、行くか」
キルアが私の分の豚さんを担ぐ
「本当にごめん...」
キ「謝るなって!//」
ト「お~やおや~?キルア君。何赤くなってんのかな~?」
キ「ばーかっ!そんな風に誉められなれてねぇの!!」
ぎゃーぎゃーとなんか言い合っている二人のあとをついていく
(これ運んだら料理だよね...何を作ろう...?)
豚だから生はダメ
ちょっと気分的に爽やかなの作りたいし...あれにしよう!!
キ「そういやさ、二人ってただの幼馴染みなわけ...?」
「え...どういうこと?」
キ「いや、その...ただの幼馴染みにしては、結構仲良いし...男女なのにってこと///」
ト「おぉそうだ。言ってなかったか!」
トヒロが急に豚を片手で持ち、もう片手で私を引き寄せる
ト「俺たちって、許嫁なの♪」
キ・私「ええっ!?///」
ト「(にやっ)」
「なに言ってんの!?私そんな話聞いたことないよ!?」
キ「許嫁ってなんだ!?」
ト「冗談だよ(しれっ)」
(なによ...ビックリしたじゃない...//)
キ「許嫁ってなんだ!?」
ト「将来結婚を誓ったもの同士...言うなれば、婚約者」
キ「っ///」
ト「キルア君ってぇ、そんなことも知らないんだねぇ★ぷぷぷ♪」
キ「...ずっと...暗殺ばかりやってたから...」
キルアは急に悲しそうな顔になった
「キルア...」
ト「あ、わりぃ...無神経だったわ...」
キ「いや、いいよ...気にすんなって♪」
そう言って笑ったキルアの顔には、悲しみが滲み出ていた