ハン×ハン《 刻まれる時の中の...》~恋愛物語~
第4章 ココロ×ト×ココロ
「キルア、私の分までありがとう(にこっ)」
キ「あぁ//別に全然問題ねぇし(どやっ)...でも、問題はどうやって持ってくか、なんだよな...」
優しいキルアは、私を抱えながらも二匹の豚を持っていこうと考える
「私、自分で自分の分持つ...」
キ「だーめ!お前、絶対無茶するだろ!」
ゴ「ルイ大丈夫?」
「うん。へーき(にこっ)」
ト「キルア、そいつ重くないか?重かったら代わってあげるけど(にやっ)」
「ちょっ、トヒロ!!//」
キ「別に。全然重くないし、俺、こういうの鍛えてるし」
レ「大変なときは年長者に頼れ、ってな♪俺が二匹担いで...ぐぬぬ...担いで...」
ゴ「レオリオ、無茶しないで良いんだよ?」
ク「もしダメなら、一回往復するか...ルイ、自分の足で歩けるか?」
「うん!」
ト「大丈夫なのかよ?」
キ「お前無茶してそー(むっ)」
「歩くくらい平気だよ。キルア...」
キ「ん」
キルアは私をそっと下ろした
降りた瞬間ふらついたけれど、キルアが支えてくれたお陰で普通に立てた
「何度もありがと(にこっ)」
キ「全然気にすんなって」
ト「...(ふっ)」
ゴ「じゃあ、みんなで一回戻ろう!で、ルイともう一人誰かがここに戻ってくるってことで!」
レ「豚取られねぇか...?」
キ「じゃあレオリオが残る?」
ト「俺が残る。ついでに、ルイも残れば良いじゃん♪」
キ・ク「「!?」」
「?」
ゴ「じゃあそうする?」
レ「とにかく早くしねぇと、他の受験者に先越されるぜ...」
ク「あ、あぁ...ルイはどうする?」
「ん~まぁ、正直往復するのも大変だから残るよ...迷惑かけてごめんね...?」
キ「迷惑じゃねぇし!」
ト「じゃあさっさと行ってくれば?時間がかかればかかるほど、ルイは責任感じるんじゃないの?」
キ「~っ!ダッシュで来るから!!」
みんなは自分の分の豚を担いでいく
残された私たちは、そっとその後ろ姿を見送った