ハン×ハン《 刻まれる時の中の...》~恋愛物語~
第4章 ココロ×ト×ココロ
【キルア】
ゴンに着いて坂を降りたら豚が居た
皆が逃げるから俺も一緒になって逃げていたら(豚の弱点わかんないし)ルイが倒れていた
(なんなの?...ったく)
抱えてあげると、ルイは安心した顔で、俺に礼を言ってくる
ただそれだけのことで顔が火照ってきたのがわかった
(俺って安い...?)
ゴンが額が弱点だって見つけたから、手が塞がってるし、スケボーとかで額を攻撃するとすぐに豚はケーオーv
ルイが動けないから、親切心で豚をもう一体ケーオー...あくまでも親切心...だよな?
跳び跳ねる感覚に、ルイが声をあげて笑った
(可愛いな、くそっ!!///)
女の子が家には居ないから、アルカが妹の代わりしてくれてたけど、その可愛いとは違った
アルカも可愛いけど、こいつはなんか違う
家族じゃないからだけじゃない
同い年だっていうのも関係ない
良い香りがするっていうのも関係ない(?)
...ただ、こいつが笑うと俺も嬉しくて
近くにいると照れ臭くなって
このままずっと抱き締めていたくて
そっか
これが...
好き、ってこと?