• テキストサイズ

Ich liebe dich für immer.

第5章 初めての壁外


リンネの代わりにうちが死ねばよかったんだ…

恋失『すいません、少し風に当たってきます』
エルヴィン『あぁ』

恋失『外の空と中の空は違うように見えるなぁ…』

うちの同期ですら今日だけで何人死んだ? むしろ何人生き残ってるんだ?
ハンジ班まで巨人が来ていたってことは外翼のほとんどの班が崩されたからだろう。
ただ、卒業生No.1だからって…うちが生きていいとは限らない。ただ運良くリヴァイ班に入れて…陣形の内側にいれただけなのに…

恋失『死んだらラクになれるかなぁ…』
こんな事を口に出していた
死ねばこんなこと考えなくて済むんだもん
生き返りとか来世とか信じてるわけじゃないけど、次は巨人なんかのいない世界に行けるのかな?

リヴァイ『そんなこと言うんじゃねぇ』
恋失『!?兵長!?』
リヴァイ『今日でお前の同期もだが、団員が半分以上死んだ。でも、その度に考えて死にたいなんて言ってたらこの先生きていけねぇし、死んだやつらの意思は誰が受け継いでいくんだ? 生き残ったやつらが受け継がねぇとそいつらが報われねぇよ』
/ 53ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp