第1章 ✡プロローグ ~運命的なシチュエーション⁉︎~
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あの日、ワタシはキミと出会った━━━。
その日は、担任の先生から大量の雑用を押し付けられて
気がつけばすっかり夕方になっていた。
「日直って辛ぃよぉ...」ポツリと不満を漏らしながら、足早に校舎を出た。
そして大きく伸びをして辺りをキョロキョロ見渡した。
(よしっ、誰もいない)
スゥっと息を吐き、深呼吸┈┈。
「萌衣子先生の理不尽、バカヤロー‼︎」
…無論、本人に直接言える勇気はない。
こうして誰もいない校舎で叫ぶのは気持ち良いものだなぁ…