第3章 見守るのは斜め後ろから。。
私ってほんとに甘いな。
バカだ。
自分がマイナスになる方にしかなってない気がするんだけど…
「ふんふん♪」
まぁ、ベポもこんなに喜んでくれてるみたいだし
いっか?
「そろそろ次の島かなー。」
「次の島?そんな大きなところあったっけ?」
「んー、まぁ、ログが溜まればどこでも留まるからなー
キャプテンは。」
それに、小さな町があればね、
と付け足した。
「あ、そうそう。
キャプテンが言ってたんだけど、
小さな島の場合は、
プリンセスは船にいろ。てさ!」
はぁ?
なにそれ!
この船にずっといろと!?
「絶対やだ!
そんな命令まで守る義理はない!」
「プリンセスって意外にわがままなんだね
でも僕前より今の方が好きだよ!」
えへへ、なんて照れがおをする。
「私もベポ大好き!」
ぎゅーーーーー!!!!
「し、しまるしまる!!」