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私の初恋はあなたでした。

第3章 見守るのは斜め後ろから。。




「あ!ベポさん、掃除ですか?
手伝います!」


「いいの?ありがとう!」


大きな体の割には腰が低くて、

かわいい。

なんだか癒される。


「あ、そういえば、
その、敬語やだなぁ」


突然のコトで少し驚いた。


「やっぱり、変ですか、ね」


「だって仲良くなるには敬語なんていらないよ!」


そうはいっても、

敬語を使うのに神経を張り巡らせなけらば

ぽろ、っとボロが出てバレてしまいそうで、

夢を叶えるまでは、

ローが海賊王になるまでは、

正体は明かせない。


「ハートの海賊団としてなかよくなりたいわけじゃないんだ。
友達になりたい。
まぁ、ゆくゆくは家族って呼べるような仲にはなりたいんだけどね」


悲しそうに笑うベポさん。

そんな顔をされたら、

そうするしかなくなるでしょ?


「じゃあ、改めまして、
…ベポ、よろしくね。」


思ってもなかったのか、

私がそう言うと、

ベポは目を見開いた。


「うん!!」









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