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私の初恋はあなたでした。

第2章 新しい家族。




「あ、はい。」


「それ、ローのだろ。
俺たちはつなぎだもんな。」


そう言われてみると、

ハートの海賊団の乗組員のほとんどが

つなぎだ。


それに比べてこれは、

全然違くて、

ていうか、ローの着ているそのもの。


「絶対ブカブカです。」


「着るのは、いやか?」


ペンギンさんは少しだけ悲しそうな顔をした。


「いや、っていうか。
だって私は、ペンギンさんたちのようなかけがえのないものになれないし、
それに、ハートの海賊団に入るつもりもないから…。」





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