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私の初恋はあなたでした。
第2章 新しい家族。
「はぁ…。」
「なんだ。まだここにいたのか?」
紹介されたあと、
そのまま一人で食堂に残っていた私の隣に
誰かが座った。
「あ、ペンギンさん…。」
コト…
コーヒーを私の目の前に置く。
「ありがとうございます。」
「飲めよ。少しは疲れとれるぜ。」
優しく笑うペンギンさん。
なんだかお兄さんのようなひとだな。
「それ、もらったのか?」
それ、とは、たぶんこの服のことだろう。
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