第2章 新しい家族。
「まぁ、そろそろ、帰りますかぁ~
クマ、その子を海軍に誘っといてよ~」
それじゃあね~。と
黄猿はバーソロミュークマを残して帰っていった。
バーソロミュークマは七武海のひとり。
馴れ合いはしないそうだが、ここまでなの?
「…。話がある。」
「なに?今はあんたと正直言って話したくない。」
私がそういうと、
シルバーズレイリーさんがため息をついた。
「そう言わんでやってくれ。
ルフィくんたちは死んだ訳じゃないんだ。
ある理由で「知ってる。そんなこと。
だからわたしはイライラしてんの。」」
目上のひとに対してこんな態度はいけないこと。
だけど今は苛立ちでそんなこといってらんない。
「バーソロミュークマ、私たち顔見知りでしょ。
なんで話してくれないの。
私が何者か、あんたがいちばん知ってんじゃん。」
「…そうだな。
あいつらはあいつらに必要な場所に送った。」
「無事に帰ってこなかったら…
許さないからね!」
目的は知ってた。
そりゃあ知らないわけないよ。
一度会って話したことあるし。
だからこそなの。
「ていうか、くるなら言ってくださいよ。」
「お!?切り替えが早いことだな。はっはっは!」
「まぁ、そうですかねー。
まぁ、さっきはクマさんが持ってる力を忘れてたから
死んだと思っちゃいましたけど…。」