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私の初恋はあなたでした。

第4章 秘密はいつかばれる。




「リア、いいのかよ
俺達は家族だろ?家族は離れたらだめだろ?」


俺はようやく言葉にした。

このままじゃリアがいってしまう。


「家族はね、どんなに離れてたって家族なの。
いつでも、どこでも、どんな状況でも、
思いあってるものなの。」


「…っ…」


だから大丈夫だよ。そう儚げに笑った。


「それじゃあ、ミューゼさん、あとはよろしくお願いしますね」


ローはなにも言えない。


「なぁ!待てよ!」


聞こえているのに、

きっと彼女には届かない。


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