第3章 見守るのは斜め後ろから。。
「そう…わかったわ。
考える。」
「ありがとうございます。
今日の、日が変わる前に、船を降りて、
待ってますから。
じゃあ、呼んできますね!」
「ええ。ありがとう。」
その感謝の言葉にはほかのありがとう。も入ってるんだろう。
私はその言葉に素直に喜び、微笑んだ。
「私の名前!ミューゼっていうの」
あなたは?と、ドアに手をかけ振り返った私に問いた。
なんでだろう、
このひとには私を知ってほしかった。
「私は…リアです。」
そして私は笑い、
ローを呼ぶために食堂に向かった。