第3章 見守るのは斜め後ろから。。
誰かに愛されることはとても幸せなこと。
でも、私はどんなことより、
誰かを純粋に、なにも隠すことなく、
偽りなく愛することが幸せだと思う。
「え?そんなの…わからないわよ」
「…で、ですよね!すいません!」
ほんとそうだよ。
私、何いってんだろ。
でも、本当にそう思うんだ。
「でも、私の代わりに、
乗ってくれること、考えてくれませんか?」
「あなたの代わりに?
もしそうなるとしても、
あなたはそれでいいの?」
「そう、ですね。
家族が幸せになることは、
私にとっても幸せですから」
今日は無理に笑うことが多いな。
まぁそれも、今日でさいごになるかもしれないけど…
この人の答えによっては…