第3章 見守るのは斜め後ろから。。
昔ローの幼馴染み、家族だったこと。
ローが海賊王になるところを横で見届けること。
そのために世界を学んでいること。
の上でこの状況のこと。
全部、洗いざらい話した。
「そうか…」
「うん…変でしょ?へへ
でもね、私にとってローは、
家族で、幼馴染みで、大切なの。」
宝物なの。
「好き、なんだな?」
「うん好きだよ。家族だもん。
ローは忘れてるんだろうけどね…」
「そういう意味で言った訳じゃないんだけどな」
「え?なにかいった?」
ぼそぼそと聞こえたが、
内容は聞こえずききかえすが
ペンギンは笑ってなにも!と言った。
「そう?ペンギン、秘密だよ?」
「わかってる。
よし、そろそろ夕飯だ。
ローを呼んできてくれるか?」
「え!言ったそばから!?
意地悪いなぁ」
私が軽く睨むとペンギンは笑っていた。
でも、しかたないよね?
これもペンギンの優しさととっておきましょう。