第3章 見守るのは斜め後ろから。。
「ん、…あ、れ、頭いたい…
昨日なにかしたっけ…」
そう、頭痛と共に起き上がろうとすると、
腰に回されたなにかにとめられた。
「ん?…………」
そろ、と横を見ると…
そこにはローが寝ていた。
「ぬひょぉぁぉぉぉぁぇ!!!」
何回こういうことがあった?
ていうかなんで一緒に寝てんの?
待って、よく整理しろ私!
昨日は、小さな島について、
降りるなって言われたのに降りて?
やけ酒を…………
「あぁぁぁあ!!
なんてことを!!!
ばか!私のばか!」
ローが寝ているのを忘れてバタバタとこうかいする。