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ハイキュー 〜約束を果たすまで〜

第7章 コート上の王様


とうとう、試合は明日となり練習に熱が入る。
が、相変わら彼らは体育館での部活は参加できずにいた。
飛雄の見つけた練習スポットで、いつものようにボールを打ちあう。
翔陽は、飛雄にトスを上げてもらったことが余程嬉しいらしく終始笑みが溢れる。
しかし、試合が近ずくにつれきになるのはもちろん対戦相手のことだ。
先に、口を開いたのは翔陽である。
「そういや、相手の一年てどんなやつかな。ま、先輩相手よりはマシだよな?」
「どんな奴だろうと、関係ねぇよ。勝つ以外の選択肢なんかない。」
「おれも、そー思った。」
舌打ちをする飛雄と、下手くそな翔陽。
身長も心も、未だにデコボコの彼らの練習は陽が暮れても続くのであろう。
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