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短編集【ガンダム】

第6章 空虚感(刹那)




何で気付くかなぁ。
刹那は、元々人の中に踏み込むような奴じゃなかったのに。
心配かけたくなかったのに。




「何かあったのか」
「何もない」
「じゃあ何故」
「知らん」
「は?」
「分からねーから困ってるんだよ」



分かってたら、お前に八つ当たりなんかしてねー。
あたしがそう思い自室に戻ろうとしたが、刹那が逆に腕を引っ張り、ならば、と口を開いた。


「俺が一緒に、その原因を考える」




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