第5章 貸切時には気を付けろ(キオ)
「ミッション終わるの早かったでしょ?僕、名前の為に早く終わらせたんだ!」
「そんな無駄な事に能力発揮するんじゃねー……どーしよ……あたしに犯罪者のレッテル貼られるよ……」
異世界の神、弟子かつ13歳の少年に手を出した!
みたいな……
「違うよ名前さん」
「何が違うんだよ」
「僕が今から名前さんに手を出すんだよ」
てへっ、とか言いながら、横にいたキオがあたしの背後へ回った。
え、どゆこと?
「久々に一緒にいられるね!しばらくは誰の邪魔も入らないし、名前さんの可愛い声聞きたいな♪」
とりあえず身の危険を感じたので、ニュータイプ信号でセシリーを呼びキオを無理矢理つまみ出した。
全く、最近の若僧の考えてる事は分からねーな!
END