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冷めたミントティー

第5章 Just a time to love ON




家に帰って玄関を開けると同時に背中に重みを感じた。

「苦しい」
「かずー、あのさ今朝は、、悪かった」
「何がですか?」

この人は何を謝る気なんだろう。昨日と同じく抱き竦められたまま問いかける。

「、、かず覚えてるよな?」
「なにを?キス?」
「、、、お、おう。キス。」
「覚えてるますよ。あなたも覚えてたんですね」
「おう、なんか、その朝は言い出し辛くて、、楽屋でも言えねーし、と、思って、、~その...」

歯切れが悪いその人に若干苛立ちながらもじっと待つ。

「なんかよ、かずの事がすげー可愛くて、昨日はつい我慢出来なくて、、いや、あれでも我慢した方なんだけどさ」
「は?」

キスして唇舐めといて我慢したって、、何?

「いや、だってよかず抵抗もあんましねーし、可愛いし、なんか甘ーし、そりゃ俺も男だし...」
「最低」
「だから、ごめん。なんか流れでやって悪かった」
「...」
「好きだ。付き合ってくれ」

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