第5章 Just a time to love ON
ガチャ
扉の開く音と共にメイク終わりの大野さんが楽屋へ戻ってきた。
「あ、にの。」
と、、大野さんは俺の近くに寄ってきた。
それを俺は無視してゲームに没頭する振りをする。
「昨日あんがとな。.........、あの、さ」
珍しく礼なんか行ってきて改まった様子と何か言いたげな様子にちらっと大野さんを見る。
「明日さ、雑誌のロケがあんじゃん?それがさにのの家の近くじゃん?」
と、言いながら俺を同じくらいの身長の癖に上目遣いで見上げてきた。
「嫌です」
「そこをなんとか!」
「どーせ車で移動なんだからどこでもいいでしょうが」
「ここ最近寝不足なんだもん。にのん家からだと10分前に起きたら間に合うもん。」
「もんもん言うなよ!うるせーな」
「わりぃとは思うよ?なんか奢るから頼むよ」
「俺から誘ったら行かないのに?」
「へへっ、ラーメン食べようぜ。うめーだろ!今日夜ラーメンな!決定!」
この人はほんと俺を振り回す。
収録終わり相葉さんも一緒に泊まるー!って言ったが何故か大野さんが狭くなるからダメ!とか言って勝手に断りをいれてた。
勝手な奴。と思いながら大野さん行きつけのラーメン屋に行った。